フコキサンチンとその類縁体のはたらき2

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今回は、フコキサンチンを使った動物実験と、ヒトボランティアでの飲用試験について考察してみたいと思います。

ヒトボランティアでの空腹時血糖の改善について

実験的に高脂肪食で作成した糖尿病ラットの血糖値はフコキサンチン及びその類縁体の経口投与で投与1週間目で48%の低下が見られた。

この時の血清中レチノール結合タンパクの量は14%低下しており、尿中に排泄されたそれは600%近く上昇していた。

この現象は、レチノール結合タンパクの異常がインスリン抵抗性やグルコース不耐性を伴うインスリン非依存性糖尿病のトリガーではないかとする仮説と矛盾しない。

そこでラットでの実験結果を受け、インスリン非依存性糖尿病のヒトボランティア(♂、♀)にて経口投与による血糖値の変化を測定することで、ラットでの試験結果がヒトにも同じ傾向が見られるかを検討してみました。

飲用量は、体重1kgあたり1mgを朝と夕の1日2回とし、血糖値の測定は15日目と30日目に上腕静脈から採血することで行いました。

その結果が表4です。

 

また、血糖値の測定は18時間絶食時のものとした。

5人中1名は、3回目の測定を行うことが出来なかったが、15日目においてはどのボランティアも血糖値が低下しており、30日目においても測定した4名のすべてにおいて改善が見られた。

これらの試験結果から、フコキサンチン及びその類縁体を経口摂取することで、血糖値を改善出来ることが出来ると考えられます。

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